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おばあちゃんのすいか

最近。朝いちばんに皆様におだししているのが
しぼりたてのスイカジュースです。

甘くみずみずしいスイカを、
そのままぎゅっと搾っただけの夏のごちそうです。

今も大きな冷蔵庫には、
あと3玉ほど大切に冷やしたスイカが
出番を待ってます。

このスイカは、セラヴィ畑で育ったもの。
スタッフの間では、この畑を「おばあちゃん畑」と呼んでいます。
いつも、おばあちゃんが愛情を込めて手入れをしてくれているからです。

今年も、とても甘くておいしいスイカがたくさん実りました。
ところが・・・
一昨日と昨日の二日間で、イノシシに入られてしまったそうです。

赤く熟したスイカは、皮だけを残して見事に食べられてしまい、
まだ小さなスイカは傷をつけられてしまいました。
この暑さでは、その傷からあっという間に傷んでしまうそうです。

イノシシの子供は「ウリ坊」といいますが
そのウリ坊みたいな赤ちゃんスイカまで・・・。
なんとも切ない光景です。

もちろん柵は設置してありました。
それでも防ぎきれなかったようです。

今朝、日の出とともに
おばあちゃんは意を決して、
畑のスイカをすべて処分したそうです。

またイノシシが来れば、
周りの畑にも迷惑をかけてしまうからです。

柵も撤去したと聞きました。
悔しい、というよりも。
怒り、というよりも。
ただ、静かに肩を落とし、
とても悲しそうだった、その姿に
胸が締めつけられる思いでした。

「ひどいね」といいながら
ふと考えてしまいました。

「いったい誰が悪いのだろう・・・。」

イノシシが悪いのでしょうか。
山の環境や気候が少しずつ変わってしまったことなのでしょうか。
それとも、温暖化を招いてしまった私たち人間なのでしょうか。

簡単に答えが出ることではありません。
だからこそ、おばあちゃんが大切に育てたスイカを思うと
ただ悲しく、切ない。

自然の恵みをいただくということは、
自然の厳しさも受け入れることなのかもしれません。

今年のおばあちゃん畑のスイカは
少し早く終わりを迎えてしまいました。

でも、朝の食卓で皆さまにお出しできた搾りたてのスイカジュースには
おばあちゃんが大切に育てた夏の恵みがたっぷり詰まっています。

また来年もおばあちゅん畑に
甘くて美味しいスイカが実りますように
そんな願いをこめながら
残りのジュースを大事に一杯一杯おだししております(#^.^#)

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