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蚊取り線香の香り

今週からお部屋に蚊取り線香が入りました。
近くの「ガラス工房 聰」の富田聰さんの作品です。
涼しげなガラスの器から
一本の白い煙とともにいい香りが漂います。

蚊取り線香の香り
ほんとうに大好きです(#^.^#)

香りって不思議ですね。
この香りを嗅ぐと
遠い昔のお婆ちゃんの家
幼い日の夏がよみがえってきます。

蚊帳の中では、いとこ達と大騒ぎ。
枕投げをして、蚊帳を破って叱られて。
縁側では、スイカの種飛ばし。

井戸で冷やした大きなスイカは
長盆の上で三角にきれいに並んびます。
顔をぐしゃぐしゃにして食べるスイカは
なんだか特別美味しかった。

ちっちゃいお婆ちゃんは、
この縁側が定位置。
ちっちゃいお婆ちゃんというのは、
子供達がそう呼んでいた曾祖母のことです。
おっきいお婆ちゃんは
背の高い祖母です。

ちっちゃいお婆ちゃんは、
縁側の座布団の上に
ちょこんと座って
居眠りをしたり
洗濯物を畳んだり

そうそう、丸い老眼鏡を落ちそうにかけて

毎朝新聞も読んでいました。

まるまって小さくなった背中。
でも子供達はみんな
その後ろに隠れると安心でした。

実は子供達は
ちっちゃいお婆ちゃんが
この家で一番強いことを知っていたのです。

今はもう会えないけれど
蚊取り線香の香りは、
ちっちゃいお婆ちゃんの居た夏を、
そっと連れてきてくれます。

蚊取り線香の香りは
みなさんに
どんななつかしい思い出を運んでくるのかしら?

蚊取り線香の香りとともにお待ちしております(#^.^#)

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