ニラのお花です。
ふわりと、草むらの中に咲いています。
とってもきれいですね。
ニラといえば、あの食欲をそそる独特の香り。
食卓では親しみのある野菜ですが、
こんなにも可憐な花を咲かせるのだと思うと、
少し不思議な気持ちになります。
白い小さな花が集まって、
まるで天使のお布団のよう。
野の中に、そっと置かれた
小さな白い贈り物です。
きれいなものを見ると、
こころが洗われるような気がします。
だから、きれいなものをたくさん見て、
こころも少しずつ、
きれいに磨いてゆきたいものですね。
美術館へ出かけるのも好きです。
先日の「空海と真言の名宝」では、
お目当てだった二間観音が
本当に尊く美しくて、
しばらく眺めていたかったのですが、
「止まらないで見てください。」
とのこと。
小さな観音様ですから、
立ち止まらなければ見えない細部もあります。
美しいものを前にしたら、
少し立ち止まって、
ゆっくり眺めていたい。
そんなことを思ったりしました。
良いものには、
人が集まります。
それは、それで素敵なこと。
けれど管理人、
どうも人の込み合うところは
昔から苦手でした。
だからでしょうか。
管理人が思う、
いちばん贅沢な美しさは、
やっぱり自然です。
見る人の想いさえあれば、
誰にでも分け隔てなく、
美しさを与えてくれる。
その懐の深さ、
その大きさが、
大好きです。
外へ出るだけで、
空があり、風があり、光がある。
誰の頭の上にも、
同じように広がっています。
セラヴィのあるような田舎へ行けば、
足元にも、道の脇にも、
季節の花が自然に咲いている。
誰のものでもなく、
誰にでも開かれている美しさ。
そして、
体いっぱいに感じる心地よさ。
広くて、自由で、のびのびしている。
そんな自然の中には、
とてもさりげなく、
美しいものがたくさんあります。
管理人が田舎暮らしを好きな理由は、
きっと、そんなところにあります。
ホテルもまた、
そんな自然のようでありたいと思うのです。
華やかすぎず、
静かで、心地よく、
季節の美しさを感じられる場所。
訪れた人のこころに、
そっと残るものがある。
そんなホテルでありたいと思っています。
窓から見る空も、
庭に咲く一輪の花も、
旅の思い出の一つとなるのでしょう。
小さな美しさを、
そっとお渡しできる場所でありたい。
そんなことを思います。
今日も、取り留めのないことを思いながら、
ニラの白い花を、
しばらく眺めていました(#^.^#)
こころから、ありがとうございました。