宿泊予約

セラヴィ梅雨のしつらえ 15

和紙のあじさいの葉の上にいるのは
帯留めとして作られた、小さなカタツムリ。

金色のカタツムリなら
もしやカタツムリの王子さまなのかもしれません。

そう思って眺めてみたのですが、
カエルの王子さまのように
魔女の魔法で醜い姿になったという物語も浮かびませんし。
そもそも「王子さま」という想像ができないのです。

ゆっくりと進み
急がず
競わず
自分の家を背負って歩いています。

ただ自分の速度で
自分の道を進んでいるように見えるのです。

敵が来たら、丈夫な家の中に隠れ、
疲れたら、体に合った居心地の良い家の中で眠る。

どこへ行っても
帰る場所をちゃんと背負っているのです。

急ぐ必要もないのです。
自分の歩幅で進んでいればいい。

だからカタツムリは王子さまではなく、
カタツムリのままで十分なのかもしれません。
別段王子さまになる必要もないのです。
お姫様と結婚する理由もないのです。


しあわせの形は人それぞれ
カタツムリ
でんでんむし

でんでんむしむし♪

なんだか見ていると
癒されます。

なぜかしら・・・

RETURN TOP