ルームキー
漆作家の山本冨士雄氏の作品。
ルームキーは、漆塗りの上に金蒔絵でお部屋のナンバーが入っています。これが実に優れもので、バードコールとなっています。バードコールとは、鳥に似た音を出し鳥を呼び寄せる道具です。
野鳥が多いセラヴィでぜひ鳥との会話を楽しんでください。
塗り食器にも山本氏の作品が使われています。
秩父銘仙の古布
秩父銘仙とは、秩父地方で生まれた独特のほぐし模様の織物です。
平織りで裏表がないのが特徴で、表が色あせても裏を使って仕立て直しができる利点があり、女性の間で手軽なおしゃれ着として明治後期から昭和初期にかけて全国的な人気を誇っていました。
数も少なく貴重な古布は、柄も斬新で今でも新鮮に感じられます。
各お部屋のベッドスローや茶器カバーとして使用
UTOのひざかけ
各お部屋に色違いでご用意してあります。
天使の大判ストール
天使のストールは一番敏感な首に巻くため、最上級カシミヤをざっくりと編んで”肌触り”を追求されたもの。ふわふわ、とろとろ極上の肌触りをお楽しみください。
今治タオル
今治タオルは四国愛媛県北部の地で、百十余年の歴史を刻みつづけてきました。
おろしたてから素早く水分を吸ってくれ、使いやすくお肌にも優しいタオルです。
今治タオルのバスローブ・バスタオル等は当館でこだわって洗っております。
柔軟剤はオーガニックのラ コルベイユを使用。ふわふわで良い香り。
ジョンマスターオーガニックのアメニティ
NY発のライフスタイルコスメブランド「john masters organics」(ジョンマスターオーガニック)のバスアメニティ、シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュをご用意してあります。
贅沢な香りに包まれて、露天風呂からの景色を眺めれば、日常の忙しさもすっかり忘れて、心身ともにリラックスできるでしょう。
ブラックシリカ
この鉱石は「神の石」と呼ばれるほどの効力を持ちます。マイナスイオンが豊富に放出されるため、入浴すると精神が安定する上、自律神経と呼吸機能を高め、血流を促し、汗や血液をサラサラにし、さらに酸素を全身に行きわたらせることから体の免疫力を高めます。
各お部屋の露天風呂・大露天風呂・家族風呂は、長瀞温泉と「ブラックシリカ」を併用しております。
平二オリジナルデザイン浴衣・作務衣
パリをこよなく愛する秩父在住の画家で、「セラヴィ」の名づけ親でもある勝野平二氏オリジナルデザインの浴衣・作務衣です。
香港のボナムズオークションで1億円にて落札されたというイチローズモルトカードシリーズの54本。その最後、ジョーカーのボトルラベルデザインは勝野氏によるものです。
コーヒー
当館で使用しているコーヒーは「長瀞珈琲焙煎室」のスペシャリティコーヒー。オリジナルのセラヴィスペシャルブレンドです。お部屋にもご用意しております。
双眼鏡と野鳥の本
セラヴィは3万坪のキャンプ場内に位置し、自然に囲まれた野鳥の宝庫です。
各部屋にバードウォッチング用の野鳥の本と、双眼鏡と、身近な鳥たちの「聞き做し」をご用意。
水琴窟
水琴窟(すいきんくつ)とは、日本庭園の蹲踞(つくばい)や縁先の手水鉢から溢れ出た水を利用した日本独自の音響装置です。伏せた甕(かめ)の底に溜まった水面に落ちた滴が、甕の中で共鳴して琴に似た音色を奏でることから「水琴窟」と呼ばれています。
この水琴窟はセラヴィ管理人とスタッフの手作りです。1m近い甕を掘り込む為に穴を掘る作業も大変でした。水捌けと、何より甕の底の穴の大きさが重要です。友人の友人、水琴窟の製作者の力を得てどうにか作り上げることができました。
これが見事に製作から25年たった今でも幻想的な音色を奏でております。
斧折樺の箸
セラヴィでは環境を考え、秩父の樺の木で作ったお箸をお使いいただいております。
秩父の風光明媚な深山に育つ木は数有れど、この木の硬さは日本一、斧が折れるほど堅いことから斧折れの名の由来となっています。
箸は5種類の中より、自分の手に合った太さ長さのものをお選びいただいております。使い心地のよさをお試しください。
ステンドグラス
セラヴィを彩るステンドグラス作家たち
【初代 羽淵紅州氏の作品】
レストランの天窓ステンドグラス「藤の花」は、一世紀前の日本人初期の作品。
芦屋の和洋館「萬野邸」の応接に納まっていたものです。
ご縁あってセラヴィに嫁いでまいりました。こちらも大切にしております。
【大塚基純氏の作品】
玄関扉と1階通路にある、キジのステンドグラス
玄関では母と子のキジが優しくお迎え
家族風呂のかわせみのステンドグラスとお部屋の万華鏡
【臼井定一氏の作品】
1階通路天上のステンドグラス
エジソン電球
1879年10月21日にトーマス・アルバ・エジソンが発明した当時の電球を忠実に復元した、ひとつひとつ手作りの電球です。
セラヴィ設立当時より使用しております。
光は暖かく、シンプルで真面目な電球です。(これはフロント前の1箇所だけに取り付けてある電球です。)
セラヴィのアンティークピアノ
ピアノ製造の受難の時代。今から約60年ほど前、戦争によって従業員も散り散りとなり、ピアノを作るための機械も物資を設備も事欠くような状況がおとずれました。その後1948年、多くの困難を克服しカワイはようやくピアノ・オルガンづくりを再開させました。その当時、生産されたカワイ小型ピアノ。
今ではすっかり老ピアノとなってしまった、このピアノはなんとまだ現役です。今のピアノには見られない繊細さとピアノ本来の持ち味を備えています。このピアノは「カワイ歴史資料室」にあるものと同型です。
くじらのバスタブ
鍛鉄工芸家 西田光男氏の作品。
西田氏の作品はセラヴィのいたるところにあります。
くじらは元々はバスタブですが、パーティのときは、氷を入れてビール・ワイン・日本酒などを冷やします。
彫刻
豊田豊氏の作品。
レストランから見える10枚の長瀞の四季を表現した楠の木の彫刻、ご夕食時の栃の木の木彫り半月盆など多数あります。
流木
神岡学氏の作品
いくつかの作品が各お部屋を移動しています。
三峰神社の御神木
ご縁あってこちらにお越しになりました。
御神木は本来の仕事を終え、何十枚にも分けられ、そのたった一枚の一板が光栄にもセラヴィにたどり着きました。
一板を十二枚に分け、以前からあった飾り棚の3本の柱に巻きました。
わずかに残った木の破片も飾り棚の上に飾りました。
三峰神社ではこの御神木を入れてお守りにした「氣守」が頒布され、勇気・元気・やる気がみなぎるお守りと言われております。
三峰神社の強く厳しい気は、強い意思を持って進まれる経営者・自営業や、個人の才能で仕事をされる方に合っていると言われております。
当ホテルへお越しの際はぜひ飾り棚の柱へ触れてみてください。